寿司屋のハロウィンの巻 次の日 前の日
 
そんなわけで、私は、ベルリンの小さな寿司屋で 働き始めたのでした。

客が来たぞ、いち丸。


おばけだぞう〜。お菓子くれ〜

そうか、今日はハロウィンか・・ゴメンね。うちは寿司屋だから、甘いものないんだよ。


また客が来たぞ、いち丸。


うちは、寿司屋なので、お菓子がないのです。

寿司でいいから、食べさせろ。
いち丸。気をつけろ。こいつら、大人だぞ。「ただ食い」したいだけだぞ。