京都で悟るの巻 次の日 前の日
 
紅葉を愛でつつ悟りをひらこうと思い、京都へ行った。  

「龍安寺の石庭」・・15個の石が配置されているが、庭をどちらから眺めても、必ず1個は他の石に隠れて見えないように設計されているという。

しかし、中の部屋から1ヶ所だけ15個の石すべてが見える位置があるそうである・・そこに座って人生という森の探索を楽しもう・・!


・・・・しかし、実際は、人がびっしりいて、それどころではないのであった。

 


「源光庵」の悟りの窓、迷いの窓・・悟りの窓と呼ばれる丸窓は、大宇宙を表し、迷いの窓は角型に人間の生涯を表現し、生老病死の四苦八苦を表しているという・・

丸窓から紅葉を臨み、悟りをひらこう!


・・・・しかし、実際は、人がびっしりいて、それどころではないのであった。

 


一番よかったのは「正伝寺」。白砂敷平庭でサツキの刈込によって七五三調を表現した枯山水・・・。小さくて人がいなくて、とても落ち着けるお寺。

・・・・そして私たちは、場所がよくても悟れるわけではないと、知ったのであった